国別の賃金を読む

2026年 スイスの最低賃金
どの州で働きますか?

スイスには全国に一律適用される法定最低賃金がありません。ジュネーブの一般最低時給24.59CHFをスイス全体の最低賃金として扱うことはできません。勤務する州と業種を合わせて確認してください。

EconoPi編集・公式資料確認:・税引前スイスフラン(CHF)

最低賃金を定める5州の時給

一般額または業種別の範囲です。発効日は適用が始まった日で、資料の確認日とは異なります。

公式現地通貨額・休暇加算と業種例外は別途確認
州時給(CHF)発効日条件・出典
ジュネーブGenève24.59一般額です。農業・花卉栽培、一定の条件の夏季雇用は別の基準を確認してください。 公式資料 ↗
バーゼル=シュタットBasel-Stadt22.20一般的拘束力を持つ労働協約の対象業種等には例外があります。時給労働者の休暇・祝日加算は別です。 公式資料 ↗
ジュラJura21.40最低額を定めた労働協約・標準労働契約、訓練・実習等には例外があります。休暇・祝日の加算は別です。 公式資料 ↗
ヌーシャテルNeuchâtel21.35農業・ブドウ栽培・園芸は18.15CHFです。一般額と業種別額を区別してください。 公式資料 ↗
ティチーノTicino20.00〜20.50業種により20.00〜20.50CHFです。最も低い額をすべての職種に適用しないでください。 公式資料 ↗

表にない州に賃金規定が一切ないという意味ではありません。業種別協約、標準労働契約、自治体の規定が適用される場合があります。スイス連邦の案内とSECOの業種別確認ツールも参照してください。

週40時間と42時間で月額はいくら変わりますか?

時給×週の時間×52週÷12か月の比較用計算です。契約上の月給や手取りを確定せず、税・社会保険、休暇・祝日加算、13か月目の給与の扱いは含みません。

仮定に基づく月平均の税引前換算額・CHF
州週40時間週42時間
ジュネーブ4,262.274,475.38
バーゼル=シュタット3,848.004,040.40
ジュラ3,709.333,894.80
ヌーシャテル3,700.673,885.70
ティチーノ(下限時給)3,466.673,640.00

ジュネーブの同じ時給でも週42時間では40時間より月平均213.11CHF高くなります。制度変更でなく労働時間の仮定が5%増えた結果です。

求人の金額と比較する前に

  1. 実際の勤務地:本社所在地と働く州が同じか確認します。
  2. 業種と契約:一般額、労働協約、標準労働契約のどれが適用されるか確認します。
  3. 給与の構成:税引前後、週の時間、休暇手当、13か月目の給与をそろえます。

例えばバーゼル=シュタットの2026年公式表は、基本22.20CHFと4週休暇・祝日加算込み24.14CHFを区別します。矛盾ではなく含まれる項目が違います。

日本の最低賃金と何倍かを比べるには

スイスも日本も勤務地の基準を選び、同じ日付の為替、同じ時間単位、税引前同士で比較します。円換算の倍率は生活水準や手取りの倍率ではありません。住宅費、税、健康保険、労働時間を別に確認してください。

通貨換算でCHFとJPYを選び、表示された対象日を記録します。世界地図ではスイスに架空の全国単一値を割り当てません。日本の都道府県別資料でも適用範囲と発効日を確認できます。